ついに眠っていたあの男が目を覚ましました!

ここまで打率1割台と絶不調だったヤクルトの山田哲人選手が、

WBC2次ラウンドのキューバ戦で、2本のホームランを放つ大活躍!

この山田選手の2発で勢いに乗った侍ジャパンは、

1敗で負けると後がない本気モードのキューバを粉砕しましたね。

試合前に稲葉コーチが今日は打ちますと断言していましたが、

まさか本当にここまで大爆発するとは思いませんでした。

どうやら、打撃フォームを修正してそれが上手くいったようです。

一回の滞空時間の長いホームランもスゴかったですが、

8回の初球のスライダーを狙い撃ちしたホームランも見事でした。

山田選手のスゴイところは、軸が全くブレないところです。

スローVTRを見てもらえばわかりますが、頭の位置が全く動かないんです。

無駄な動きがなく、コマのようにクルッと体を回転させて打ち、

特に、インコースの球のさばき方は、日本球界で1、2を争う上手さです。

元々、スロースターターなので、これから活躍してくれるはず。

山田選手の復調で、次戦以降は打線に厚みが増していくと思います。

そして、筒香選手と救援陣もきちんと仕事をしてくれましたね。

筒香選手は、2打席連続の同点タイムリーを放ってくれましたし、

先発陣が打ち込まれる中、ここにきて救援陣が復調し始め、

終盤をしっかり無失点でしのいでくれたのは大きかったです。

さて、この日のキューバ戦は、山田選手らの復調組の活躍で

侍ジャパンが勝利したのは間違いありませんが、

実は、他にも侍ジャパンがキューバに勝てた要因があります。

それは、キューバがミスを重ねてしまったことです。

6回にはキャッチャーがボールを後ろにそらした隙に振り逃げし、

その後、同点タイムリーに繋がってしまいました。

さらに、このミスが一番大きかったかもしれません。

それは、8回の代打・内川選手が放った犠牲フライです。

内川選手が打った打球は、ライトへのファウルフライでした。

一見すると、何も問題なかったように見えますが、

ここでは、フライアウトにするのではなく、ファウルにすべきでした。

そうすれば、3塁ランナーはタッチアップすることができず、

キューバは失点を防ぐことができたからです。

もし、ファウルにしていたら、内川選手をゲッツーに討ち取って、

その回を無失点に抑えれた可能性もゼロではなかったと思います。

これだけ力が拮抗した試合では、ミスをした方が負けます。

もう相手に1点もやれない状況だったので、

この判断ミスはキューバにとってかなり痛かったと言えますね。

これで、5連勝の侍ジャパンは、決勝ラウンドに王手をかけました。

次戦のイスラエルは、今大会快進撃で大旋風を巻き起こしています。

オランダやキューバほどの強さではないとは言え、今大会の勢いは本物です。

侍ジャパンは、引き続き気を引き締めて試合に臨んでもらい、

アメリカで行われる決勝ラウンドに全勝で進出してほしいですね。